ZOOMのセキュリティー問題が発覚し、改めてオンライン会議ツールの安全性について考えさせられました。
ZOOMにおいてのそれは「ZOOM爆撃」と「データの中国経由問題」が大きな問題として取り上げられていました。
「ZOOM爆撃」については参加IDを告知の際に誰でも閲覧が可能な、FB投稿とか、ブログに投稿してしまったが故、悪意ある見知らぬ人がそのIDを見て、勝手に参加し会議を荒らしてしまうというものです。
「データの中国経由問題」については、現在は解決されましたが、データそのものが中国サーバーを経由してしまう設定となっており、データが中国に晒されてしまうという危険性が指摘されたものでした。
今後、新生活基準は益々一般生活はもとより、仕事にも深く浸透してくることは必至で、解決策としての一つとしてZOOM等のオンライン会議システムも益々利用頻度が増えてくると想像されます。
そのような状況の中で「ZOOM爆撃」についてはZOOM側で「待機室」機能を追加し、「入室時ハスワード設定」の必須化等を対策として施しましたが、果たしてそれで完璧でしょうか。
「待機室」については、少人数での開催ならまだしも、参加者が40人50人と多くなってしまった場合、その確認作業は現実的ではありませんし、「入室時ハスワード設定」をしたとしても、そのパスワード自体が見知らぬ所へ漏洩してしまう可能性は拭いきれません。
そのような中で「データの中国経由問題」のような、開発元でしか対策できないものは別として、我々利用者側で、自らセキュリティーを確保する必要性がでてきたと言えます。
たとえば、ウィルスバスターのように。
具体的には、自分自身で参加できる人をあらかじめ会員登録ささせ、その人にしか参加IDが通知されないようなシステムを利用するというようなことが考えられます。
セキュリティー対策はどこまでやれば完璧という答えはありませんが、今考えられる施策は施すべきだと考えられます。
自身の会社のオンラインコミュニティーは自分で守る時代の到来です。
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